仮面ライダーカブトベルト
田舎のおばあちゃんが子供たちに会いにやってきた。
孫がかわいいとはよく言うが、うちのように年に数回しか会わないともなればかわいさあまって財布の紐もかなりゆるくなるらしい。
このたびも目玉の飛び出そうなほど高い子供のおもちゃをニッコリ笑顔で買ってくださった。
仮面ライダーカブト。
この1月にはじまった16代目仮面ライダー。
4歳の長男坊の新たなヒーロ、34歳の母の新たな敵。
おばあちゃんに買ってもらったライダーベルトを腰に巻き、鏡に向かってひとりポーズをつける息子を見ながら夫がため息をついた。
「あいつはちょこっと『欲しい』って言えばいいんだからいいよな。オレなんかガキんとき1年間ライダーベルト買ってくれって頼んだんだぜ。」
「で結局買ってもらったの?」
「買ってもらえるわけないじゃん。」
おばあちゃんはしれっとした顔であらそうだったっけ?なんて言っていた。
いつの世も母は厳しい。
そして子供に厳しくしただけきっと孫には大甘なおばあちゃんになるのだ。
「あのときああしてあげればよかった」という思いを孫に向けてしまうのかもしれないネ。
二十数年後、私もきっとはじめての仮面ライダーベルトを買うのだろうな。
Posted by jizou at 2006年02月20日 00:50
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