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こどもちゃれんじに思うこと

私は「育児本」のようなものを一冊ももっていない。
育児に不安がなかったわけではなく、「育児本に頼る自分」がキライだったのだ。

「マニュアルくん」なる言葉が否定的につかわれていたころに学生時代をすごした私は「マニュアル本」を毛嫌いする傾向がある。
人の指針をもとに自分の行動を決定するなんてバカらしい・・みたいに感じていた。ちょっとツッパっていたんですな。
育児に関しても同じで、長男が生まれてすぐの頃は、「子供なんてひとりひとり違うのだし、育児方法だってみんな違ってあたりまえ、自然にやればいいんだ」、と今考えるとおかしな方向に力がはいっていたように思う。
どうして親(おばーちゃん)に相談するのはよくて育児本が嫌いだったのか、考えてみると不思議なのだが、田舎育ちの私には「赤ちゃんはみんなが育てるものだしおばーちゃんの知恵は宝箱」くらいの信念があったのだ。
実際は、(ウチの母に限ってなのかもしれないけど)私の育児の質問に対するおばーちゃんの答えは8割「忘れちゃったよ、そんなコト」という悲惨なものだった。そして彼女が力説する話に限って時代遅れの非科学的内容だったりするからまったく戦力外といっていい。

地域住民が密接な関係をもつような田舎なら、何世代かが一緒に住んでいるような環境ならもしかして育児本なんて本当にいらないのかもしれない。
けれど、都会の核家族家庭にとって育児本て「おばーちゃん」みたいなもの、といえるのかもしれない。もちろん100%頼って妄信するのはどうかと思うけど参考事例・意見として取り入れるのは理にかなっているのではないかな。だって相談する人も頼れる人も身近にはいないんだもの。

ま、そんな風に考えるようになってからのこと「恐るべししまじろう」にも書いたように我家ではベネッセのこどもちゃれんじをはじめた。費用もお手ごろし、教育というより娯楽感覚。
始めるときにはやはり少し考えたが夫の「ちょっと試してみてつまらなかったらやめれば?」ということでスタートする決心がついた。(年払いにしても月割りで返金されるシステム)
実際にはじめてみると毎月届く親向けの読本に掲載されているレシピなどもなかなか活用できるし、こどものしつけの話、トイレトレーニングの話など参考になることも多い。

しまじろうのプログラム自体もさすが専門家が編集しているだけあって、年齢にあったタイムリーな内容。また、うちの子に限ったことではないと思うのだが、しまじろうのやることはよく真似をする。悪いことをしたら「ごめんなさい」とかおしりがムズムズしたら「ムズムズトイレー」とか。
正直「ベネッセに教えてもらっていいの?こういうのは親が教えることでしょ?」と抵抗を感じたりもしていたのだが、別段私の言動と矛盾する内容でもないのだし、お互い補強しあってるということなのかな、と思うようにもなった。(というか「しまじろう」を見て私もなりほどね、と思うことも多いのが事実)

そして、こどもちゃれんじをやってみてひとつ面白い発見をした。
うちの子供は「機関車トーマス」が大好きなのだが、トーマスのビデオをしまじろうのビデオでは見方がまるで違うのだ。
トーマスの時には押し黙って一心不乱にビデオを見ている。本当に夢中で見ている。
一方しまじろうを見るときは一緒に踊ったり歌ったり、母親へのリクエストも非常に多い。(しまじろうのビデオは大人と一緒に手遊びなどするシーンが多いため)
というわけで「しまじろう」に子守を頼むのは少々難しいのだが、映像の子供に与える影響としてはアニメなどより「しまじろう」のほうが健康的なのではないか、と感じている。
(夫談によると、ベネッセの幼児教材というのは決して子供だけで完結しないようにできているらしい。親子で楽しめる・学べるがコンセプトということだが、どうやらその狙いは効果を出しているようだ。)

うちではこどもちゃれんじをやっているので、「やっていなかった場合」と比較することは不可能なのだが、もうしばらくは続けてみようと思っている。(お友達の中には1年もやれば十分とか、イマイチ興味をしめさないのでもうやめちゃった、という人がいるのも確かなので子供との「相性」というのはあるようだ。)
費用は年払いで18,396円。月額1,533円。高いか安いかは個人の価値観にヨリケリ。
「こどもちゃれんじ」をやったところで天才にはならないだろうし、育児が楽になるわけでもないけれど、ママはちょこっと息抜きできて、子供に「しまじろう」というよきお手本の友達が出来るのは確かな様子。率直な私の感想です。

詳細はこちら:こどもちゃれんじHP


tanken.jpg←こどもちゃれんじ5月号の付録「てんとう虫眼鏡」で探検中の息子。
近所の公園で虫や花を見つけては帰宅後パパに図鑑やインターネットで名前を調べてもらっています。
息子と私の目下のアイドルは「ダンゴ虫」。ダンゴ虫をみつけると異常に興奮する変は親子です。

※この記事は2004年5月に別のブログで書いたものをそのまま転載しています。

Posted by jizou at 2005年08月05日 02:14 | Comments (0)

 
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