アリが!
幼稚園の降園時刻となり、長男坊を迎えに行ったときのこと。
園庭でお友達のママと立ち話をしているとどこからともなく聞きなれたギャー泣きが・・。
あの声は間違いなくうちの坊ちゃまだわ。
見ると背の高い滑り台のてっぺん付近で長男坊がこの世の終わりかというくらいに泣いていた。
足をすべらしてどこかぶつけたのか、高いところが急に怖くなったのか、一体どうしたのかと滑り台の下から声をかけるもひどいパニック状態の息子は返事どころではない。
滑り台のはしごにひしっと捕まってギャンギャン泣き叫んでいる。しかしどうも怪我などをしている様子はない。
どうしたの?痛いの?怖いの?
しつこく問いかけるとギャー泣きの合間になんとか返事らしきものが聞き取れた。
アリがいるの!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
アリですか!?
あの、ちびっこいアリ!?
それがどうしたというのさっ、踏み潰してしまえよ、そんなの!
坊主、気が弱いにもほどがあるぞっ!
息子はどうやら滑り台のてっぺん付近にいるアリが怖くて泣いているようだった。
あまりのふがいなさに一生そこで泣いてろっ、と怒鳴りそうになったがそれをなんとかぐっと飲み込んで「とにかく後ろにお友達がまっているからすぐおりてきなさい」と冷ややかに息子に命じた。
息子はそれでもアリが怖いと泣き叫んでいたが鬼の形相でにらんでいる母はもっと怖かったらしくなんとか地上にもどってきた。
長男坊のこの繊細(弱虫)さ加減は育て方によるものなのか、環境によるものなのか。
何はともあれ遺伝でないことだけは確かだ。
Posted by jizou at 2005年07月14日 13:47
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