しまじろうと僕

 

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男の勲章

入園から2週間、すっかり園にも慣れた様子の長男坊。園に到着すると先生にご挨拶をし、靴・帽子・かばんを自分のロッカーに入れ、ハンドタオルをかばんから出して所定の場所にひっかけ、上着を四苦八苦しながら脱いで園においてあるスモッグに着替える、というルーチーンもかっちりとこなせるようになった。
ちぃちゃい息子が一生懸命服を着替えたりする姿を教室の外から眺めていると、ちょっと涙が出そうになった。
すごい成長してる。
すぐに「できない、ママやって。」と言っていた小僧が、たくさんの子供に混ざって一生懸命考えながら自分の力でなんでもやり遂げようとしている。
やっぱり幼稚園ってスゲェ!

さて、本日の降園の際のこと。
うちの園では降園時にはひとりずつ保護者が教室の前にゆき子供を受け取るシステムになっている。(年少の最初の頃だけかもしれないけれど。)
園児たちは動物園の動物よろしく教室の中に閉じ込められ、迎えが来た順にひとりひとり教室の外に取り出されては先生に挨拶をして帰るのだ。このときに先生から保護者へ簡単な園生活の様子などの連絡がある。
で、いつものように同じクラスのお母さんたちと子供をひきとるべく列を作っていたのね。
先頭は私だったのでうちの長男坊が一番最初に教室から取り出された。
どうしたことか長男坊はおデコに絆創膏をはり、両膝に擦り傷をつくってワンワン泣いていた。
うーん、なんとも男らしい出で立ちよのぉ・・・。
先生は苦笑いしながら、お友達に押されて遊具に頭をぶつけてしまった、と説明してくれた。先ほどまではそれほど泣いていなかったのだけれど、私を見て思い出して泣いちゃったようだった。
小僧に怪我はつきものだ。デコのひとつやふたつ何ということはない。
が、私の後ろに並んでいるお母さんたちには動揺が走った。
「ごめんねー」ととりあえず謝る人あり、「大丈夫?」といいつつ「うちかも、うちよ、きっとうちのこ」とドギマギしてる人あり。みんな自分の子が怪我をさせたのじゃないかと気がきではないようだった。
私はぜんぜん平気なんだけどさ、でもその気持ちはわかるなー。
うちの長男坊なんかはびびり優しいのでケンカなんてしない(というか勝てない)けど、力の強い子とか気の強い子の親はきっと「ほかの子に怪我でもさせたら」と気になって仕方ないはずだ。
結局仲のよいお友達と遊具の取り合いをした末の事故で、そのお友達のお母さんが子供をひきずってきて長男坊に向かって謝ってくれた。
なんのことはない、これから山ほど経験するであろうことの最初のケースだった。

家に戻ると、息子は「たっくん、ごめんねって言ってた。」とすっかり機嫌も直っていた。
「僕はいいよ、って言った。」そしてまるでしまじろうとキリン太くんのようだと喜んでいたよ。(しまじろうの話の中にお友達とおもちゃの取り合いをしてケンカ→なかなおりという話があるのね。)
さすがしまじろう効果よく洗脳されてる。^^;

夫は気の弱い長男坊に向かって「やられたらやり返せ!」なんて言っているが、私はやっぱりそんな風には言えない。誰とでも仲良くね、やられたらヤメテと言おうね、口をついて出てくるのはちょっと教科書的なセリフ。
でもできればやられても泣かないくらいは強くなってほしい。
いや、欲をいえば周りが「やっつけてやろう」と思わないくらい強くなってほしいんだけどね。

ところで友達ともめたときとか何か取り合いになったときに、手を出す子と出さない子の差ってどこで生まれるんだろうね。そういうのも遺伝子に組み込まれてるのかなぁ?
うちの長男坊はおもちゃの取り合いには100%負ける。
でも3歳になった頃からかな、おもちゃを取られそうになったら「走って逃げる」という技を使うようになったよ。
逃げ足だけは速いんだ、コレが。^^

Posted by jizou at 2005年4月22日 01:24 | Comments (0)

 
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